Tableau Prep で空間データ分析を行う
はじめに:
Tableau Prep Builder で、空間データのインポート、認識、そして抽出やパブリッシュされたデータソースへのエクスポートができるようになりました。データ準備のフローで空間的な背景情報を利用して、分析を強化することができます。これを説明するために以下の例を考えてみましょう。
Tableau Prep で空間データ分析を行う方法:
ハワイのオアフ島にある有名なビーチのデータはポイントジオメトリとしてシェープファイルに保管してます。ハワイのホテルの場所を示す別のシェープファイルもあり、それらのデータ を組み合わせて地図を表示する目的です。Tableau Prep を使用することで、このような 2つのデータセットを結合して、ビーチとホテルを 1つの出力ファイルに重ねることができるようになりました。
別の事例では、ハイキングのトレイルを含むファイルと自転車道を表示するファイルの、ラインジオメトリを含む 2つ (またはそれ以上) の空間ファイルがある場合、Tableau Prep を使用してそれらを結合することは簡単に可能です。重ね合わせたデータを次の分析に使用することが可能です。
現在、Tableau Prep では混合形状が使えないので注意してください。処理するデータには、線のみ、点のみ、または多角形のみなど、同種の形状が含まれている必要があります。
この例では、ビーチのデータは Google マップから取得され、残りのデータ (自転車道、トレイル、ホテル) は、ハワイ政府のサイトよりシェープファイルとしてアクセスできます。
最後に:
Tableau Prep で空間データ分析することが可能になりました。混合形状のファイルはまだサポートされていないため、均一性な形状を含むさまざまな空間データ分析を実行できます。